- 社名
- 株式会社ハローデイ
- 業種
- 小売・サービス
- 企業規模
- 1001名以上
- 課題
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1.バックオフィスの体制を整備したい
2.複数拠点・店舗間の情報を集約したい
3.法令対応の労務管理
- 使用製品
- 勤怠管理
シフト選択が5000→10パターンに激減。 入力ミスも減り、正確な勤怠管理が可能に。
- 課題・悩み
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- シフトや勤務実績の管理が煩雑
- 月次締め作業に時間がかかる
- 法令対応のアラームが紙管理
- 解決策
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- 時刻直打ちでシフト低減
- 画面遷移の手間が軽減
- 法令対応をシステムで完結
- 効果
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シフトパターンが激減したことで、勤怠管理の難易度が下がり、ミス防止につながった。
アラームがすぐに表示されることで、本社・店舗共に締め作業がスムーズに。
ウェブ申請を一部導入し、入力作業にかかる時間を削減。
株式会社ハローデイは福岡県北九州に本社を置く小売業(スーパーマーケット)です。「ハローデイ」のほか、福岡市内の「ボンラパス」では質の高い商品や希少商品の充実にこだわり、食の提案企業として、食品を通して「楽しさ」や「感動」を追求しています。会社のキャッチフレーズは「アミューズメントフードホール」。店内装飾は店ごとにテーマが存在し、同じディズプレイの店舗は存在しません。
現在福岡県を中心に、山口県、熊本県で55店舗(うち「ボンラパス」5店舗)を構え、パート、アルバイトを含めた従業員数は5,700名以上。同社は「働きたい会社日本一」を目標として掲げており、その取り組みの一つとして「元気メモ」があります。これは全従業員が毎月1件の改善提案や要望、気付きなどを出すもので、こうして集まった意見をもとに、様々な問題を解決していくとのこと。「自ら働きやすい職場環境を造ることで仕事を楽しみ、お客様へ食の提案が出来る」と、働く従業員は活気に満ち溢れています。
多くのアルバイト・パートスタッフを抱える同社では、勤務時間や出退勤時間、出勤日数がスタッフそれぞれで異なります。働き方改革の流れを受けた業務効率の改善はもちろん、「目指せ働きたい会社日本一」という会社目標を実現する働きやすい職場づくり策の一つとしてUniversal勤次郎「就業・勤怠管理」をご採用いただけました。
Universal勤次郎の前身となる勤次郎Enterpriseを使用されていた同社が、Universal勤次郎を導入した狙いや導入後の効果についてお聞きするため、北九州の本社を訪ねました。
勤怠管理のハードルを下げてミスを防止し、効率的に管理できるように
勤次郎EnterpriseからUniversal 勤次郎 就業・勤怠管理へアップデートを考えたきっかけは何だったのでしょうか。
大森様:きっかけは、勤次郎Enterpriseの導入から10年が経過したことです。システムの寿命は10年で一区切りだと考えていたため、そろそろ新しいシステムの導入を検討する時期でした。また、近年の働き方改革に沿って、スタッフの勤怠管理がしやすいシステムが必要だったとも言えます。それまで使っていた勤次郎Enterpriseは、弊社が使いやすいようカスタマイズを行っていたためにシステムのアップデートが有償でしか行えず、時代の流れに合った勤怠管理を標準仕様で行いたいと感じていたんです。
そんな時に勤次郎の新バージョンができるとの話を聞き、「新しい勤次郎はどんなシステムなんだろう」と興味を持ちました。勤次郎Enterpriseを使用してサービス業特有のシフト制にも対応できる点や勤怠管理の工程がしっかりしていることを実感していたので、新しいものが出るならまず導入を検討したいと考えていました。
勤怠管理についての課題は、具体的にどのようなものがありましたか。
担当SEによるバックアップが安心感に。導入作業もスムーズに完了
Universal 勤次郎 就業・勤怠管理の検討段階で、関心を持たれたポイントは何ですか。
大森様:デモ画面を拝見し、「緑をベースカラーとした目に優しいデザインで、見やすく使いやすそう」と感じたのが第一印象です。例えば勤務実績の画面を開くと、その人がそれまでに取得した公休数や有給休暇数、有給休暇残数が表示されるようになりました。弊社では公休が消化できるようシフトを組んでいても、月途中で休みが変更になることがあります。Universal勤次郎なら、店舗の勤怠管理者がそれらのデータを把握しやすくなるなと。これまで、有給休暇の残数などはシステム内で把握していても、そのアラーム通知は本社で帳票に加工しアナログで行っていたので、業務効率化という側面でも期待が持てました。
一方で、スケジュール画面や毎日の勤怠情報を管理する画面などの、システムの作り自体は勤次郎Enterpriseと基本的に同じなので、「何となく使える」という感覚も。ベースはそのままに、紐づいているデータや使用する際の動線が配慮されていると感じましたね。
Universal 勤次郎 就業・勤怠管理の導入の決め手は何だったのですか。
大森様:システムの使いやすさというのももちろんですが、担当のSEがついてくれるという点が大きかったです。他社の勤怠システムと比較検討するなかで、勤次郎は担当SEがつき、定期的なミーティングを行ってくれました。分からないところや困り事を伝えると、きちんと対応してくれました。私たちの勤務体系や勤怠管理の仕組みを理解してくれているので、正確な回答が返ってくるという安心感があり、助かりました。スムーズにシステム移行できたのも、そのおかげだと感謝しています。
勤次郎Enterpriseでカスタマイズをして使っていた機能が、Universal 勤次郎では標準仕様で利用できるようになったことも大きなポイントです。例を挙げると、シフト作成時に5000パターンのシフトから選択しなければならなかったものが、時刻の直打ちができるようになったことで、10パターン程に。標準仕様でも柔軟に使えるな、と。
今後、新しい法律が施行された時に、標準仕様であれば無償でアップデートをすることができます。世の中の流れに合わせて勤次郎も仕様変更やメニュー追加などの対応をしてくれるという期待感があるので、時代の変化に対応していけるという安心感もありましたね。
Universal 勤次郎 就業・勤怠管理の導入作業はどのように進みましたか。
店舗・本社ともに見やすく使いやすいデザインと操作性
Universal 勤次郎 就業・勤怠管理を実際に導入してみて、使い勝手はいかがですか。
平田様:締め処理が非常にスムーズになりました。基本的な方法は変わっていないのですが、レイアウトが見やすくなったこと、画面遷移の手間が省けるようになったことで、大まかに半分ほどの時間で業務が完了します。
他にも、時刻などの入力を行ったらすぐに勤務時間などが計算される点も、業務効率の観点から見ると地味ながら大きな影響があります。それまでは入力して、確定ボタンを押さないと計算されなかったので。
大森様:店舗の勤怠管理担当者からも、締め作業が速くなったという声が挙がっています。やはりアラーム表示がすぐに出るので、ミスにすぐに気づけて効率化が図れていると思います。
平田様:加えて、まだ本社の一部のみですが、有休などの申請を紙からウェブへと変更しました。ペーパーレス化という側面はもちろんですが、一カ月まとめて申請用紙を提出するということがなくなりました。すると、締め日に担当者が申請用紙を見ながら一日中入力作業をする、ということもなくなり、作業時間の軽減にもつながっています。
Universal 勤次郎への、今後の期待について教えてください。
大森様:スタッフの働きやすさを向上させるため、Universal 勤次郎をどんどん活用していきたいと考えています。以前の勤怠管理といえば単に出退勤の打刻だけでしたが、今は公休日数、勤務時間、残業時間、有給休暇日数などを正しく効率的に管理することが求められます。時間管理を勤怠システムで分かりやすくなることによって、業務の効率化や管理のしやすさにつながるはず。今後、社内の勤務体系など運用自体が変わる時にも、Universal 勤次郎なら柔軟に対応できると期待しています。