糖尿病患者 初の1000万人を突破
- 2017.10.05
- 就労トピックス
糖尿病が強く疑われる患者が2016年に推計1千万人に上ったことが21日、厚生労働省の国民健康・栄養調査でわかった。
高齢化の進展などで、前回患者数を推計した12年調査から50万人増え、初めて1千万人台になった。
糖尿病が悪化すると人工透析が必要になり多額の医療費がかかる。
自治体などによる糖尿病の重症化予防の取り組みが急務となっている。~中略~
予備軍は07年の1320万人をピークに減少し、16年は12年よりも100万人少ない1千万人と推計した。
厚労省は08年度から始まった特定健康診査(メタボ健診)などによる予防効果が出ているとみている。
糖尿病とも関係する肥満度は国際的な指標「BMI」で算出している。
BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割り、18.5~25未満は「ふつう」、。
25以上を「肥満」と規定する。
都道府県別でBMIが高いのは男性が高知25.1、女性が福島23.9。低いのは男性が新潟23.1、女性が福岡21.8だった。
運動項目では、1日あたりの歩数で多いのは男性が大阪(8762歩)、女性が神奈川(7795歩)。
少ないのは男女ともに高知(男性5647歩、女性5840歩)。大阪と高知の男性は3千歩超の差があった。
食事項目では、1日あたりの野菜摂取量で多いのは男女ともに長野。少ないのは男性が愛知、女性が大阪だった。
食塩摂取量は男女ともに沖縄が少なかった。(「糖尿病患者 初の1000万人 16年、高齢化・肥満増で」日本経済新聞 2017年9月21日より抜粋)
糖尿病は、運動不足や食生活の乱れによる肥満が大きく関係しております。健康に安心して暮らすためには、
各個人が自分自身で健康管理を行っていただく必要がございます。
健診結果や歩数等の生活データを自分自身で把握し、具体的な目標設定を行って行動することにより、
肥満を未然に防ぎ、糖尿病の予防対策に繋がります。当社のヘルス×ライフでは、生活習慣病の予防をご支援致します!